週一のテニスですが、もう20年ほどやっています。
我々のクラブにはいろいろなレベルの人が入ってきます。
うまい人も初心者も。
一緒にやっているとあるレベルまでは到達します。
そこから伸びる人とそこまでの人の違いはなにか!
練習の中、ゲームの中で、いろんなトライをしている人がいます。
いままでできないことをやろうとしています。
当然最初はうまく行きません。しかし時間はかかりますが、
必ずできるようになります。
同じ練習でもいろんなトライをしている人はうまくなります。
一方現状に甘んじて、同じショット、同じ動きをしている人は
あまり伸びません。
ですから、練習を見ているとその人の成長が予測できます。
このことは何事にも通じると思います。
仕事でもそうですね。
新たなチャレンジを常にしている人は伸びます。
現状に満足している人は伸びません。
新たなチャレンジをする人は大抵最初は失敗します。
しかし失敗でいいのです。なまじ成功するよりは
失敗から学ぶことのほうが多いときがあります。
私のデスクの目の前にあるカレンダーには
「最初は失敗しなさい」と書かれています。
必要なのは新たなことにトライする姿勢、またそれを実践する行動力です。
不安であっても、自信がなくても一歩を踏み出す。
この行動がその人を成長させます。
私もこのことをいつも頭の中に入れています。
いにしえの世阿弥もいっているじゃないですか。
「隠れて練習をして、うまくなってから披露しようとするとうまくいかない。最初から他人に見てもらい失敗しながら練習した方がいまくなる」と。