2019年06月24日

ISO9001 規格の説明 6.2 品質目標及びそれを達成するための計画策定

ISO9001 6.2 品質目標及びそれを達成するための計画策定

「6.2.1 組織は品質マネジメントシステムに必要な、関連する機能、階層及びプロセスにおいて

  品質目標を確立しなければならない。」

ここで品質目標を作成してください。という要求事項が出てきます。

品質目標とは、経営者が策定した品質方針(会社の方針)を具現化するための

具体的目標です。これは各部門、各階層で作成してください。とあります。

品質目標は次の事項を満たさなければならない。

a)品質方針と整合している。

b)測定可能である。

c)適用される要求事項を考慮に入れる。

d)製品及びサービスの適合、ならびに顧客満足の向上に関連している。

e)監視する。

f)伝達する。

g)必要に応じて更新する。

品質目標に関する文書化した情報を維持しなければならない。

まず、品質目標は、品質方針を具体的に達成するためのものですから、

品質方針と方向性は同じでなければなりません。

また、測定可能とは、達成度が判定可能であることです。

測定といいますと、数値目標ではいけないのではないか。という方も

多いのですが、規格には数値にしなさい。という要求はありません。

測定可能であれば、言語の目標でも問題ありません。

適用される要求事項を考慮に入れるとありますが、

この”適用される要求事項”とは、お客様の要求事項、法的要求事項、地域の規則等

いろいろなものがありますが、ISOはこれらの順守が必須です。

製品及びサービスの適合、ならびに顧客満足の向上に関連している。

これは、製品及びサービスがお客様、法的要求事項等を守ること、ならびに顧客満足度の向上を考えて

目標設定をしてください。といってます。


監視、伝達、必要に応じて更新する。

これは、目標の進捗管理を行い、社員に伝達し、目標設定が高すぎる(逆に低すぎる)ときは

更新(改訂)してください。と言っています。

さらに 6.2.2 では

組織は品質目標をどのように達成するかについて計画するとき、次の事項を決定しなければならない。との要求があります。

a)実施事項

b)必要な資源(経営資源)

c)責任者

d)実施事項の完了時期

e)結果の評価方法

ここでは、品質目標は、いつ、だれが、どういう方法で、そのような経営資源の提供を受けて、

いつまでに完了し、達成度の評価方法まで決めてください。と言っています。

ここまで具体的に決めないと、何も動かないからです。

品質目標は、目標設定だけでなく、その行動計画も求められています。


posted by Mr.ISO at 21:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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