2019年06月23日

ISO9001 規格の説明 6.計画 6.1 リスク及び機会への取組み

ISO9001規格の6章は「計画」のタイトルがついています。

ISOシステムの考え方はPDCAサイクル(計画ー実施ー効果の確認―次のアクションへ)で

構築されており、まず計画ありきです。

6.1 リスク及び機会への取り組み

「6.1.1 品質マネジメントシステムの計画を策定するとき、組織は4.1に規定する課題及び4.2に規定する要求事項を考慮し、

   次の事項に取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならない。」


ここの4.1に規定する課題とは、組織の内部及び外部の課題、4.2に規定する要求事項とは

利害関係者からの要求事項を指します。

ここで次の事項に取り組む必要があるリスク及び機会(ビジネスチャンス)を決定してくださいと言っています。

次の事項とは

a)品質マネジメントシステムが、その意図した結果を達成できるという確信を与える

b)望ましい影響を増大する。

c)望ましくない影響を防止または低減する。

d)改善を達成する。


つまり、意図した成果を出すために、いい影響(機会=ビジネスチャンス)を増やし、

逆に望ましくない影響(リスク)を低減し、成果を出し、継続的改善を行ってください。

ということです。


ここで、4.1に要求されている内部及び外部の課題、6.1.1リスク及び機会を洗い出すのに

SWOT分析という手法があります。

これはシートを4分割して、それぞれ、強み、弱み、脅威、機会を

洗い出すシートです。これ使うと整理がつきますので一度お試しを。

また 「6.1.2 組織は次の事項を計画しなければならない。」

a)上記によって決定したリスク及び機会への取り組み

b)次の事項を行う方法
 
  1)その取り組みの品質マネジメントシステムプロセスへの統合及び実施

  2)その取組みの有効性の評価

リスク及び機会への取り組みは、製品及びサービスの適合への潜在的な影響と見合ったものでなければならない。

ここでは決定したリスク及び機会への取り組みを計画し、ISOと事業プロセスをリンクさせること、リスク及び機会への取り組みが

成果がでているかを評価しなさい。と言っています。

ここで企業のリスク及びビジネスチャンスを明確にし、それに対する取組みを計画しなさい。とでています。

まさに企業戦略を立てなさいと言っていますね。
posted by Mr.ISO at 19:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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