2019年06月18日

ISO9001 規格の説明 5.1 リーダーシップ及びコミットメント

ISO9001 規格 5章はリーダーシップといいトップマネジメント(経営層)に

求められている要求事項です。

5.1 リーダーシップ及びコミットメント

コミットメントとは「約束」の単語の中でも

一番強い約束のことです。

「必ず実施する。できなかったら職を辞する。」というような

約束です。

ではトップマネジメントに要求されていることは以下のことです。

a)品質マネジメントシステムの有効性に説明責任を負う

 品質マネジメントシステムの有効性とは、このシステムが成果を出していることです。
 
 システムが成果を出すことに説明責任を負わなければなりません。

b)品質マネジメントシステムに関する品質方針及び品質目標を確立し、それが組織の状況及び戦略的な方向性と両立
 することを確実にする。

 トップマネジメントが作る品質方針及びそれを具現化する品質目標は、4.1で明確にした組織の状況を踏まえて

 戦略的に、ベクトル(方向性)が間違わないように、策定してください。

 これが、4.1が非常に重要である点です。このISOシステムを戦略的に使うためには、まず自社の立ち位置を把握しなければ

 なりません。これがないと方向性がずれる恐れがあります。

c)組織の事業プロセスへの品質マネジメントシステム要求事項の統合を確実にする。

 これはISOシステムの本質ですが、このことがあまりにも実施されていなかったので、規格の最新版にこの要求事項が入りました。

 つまり「実業務とISOシステムを完全にリンクさせてください」ということです。

 これを行えばISOの負荷は感じることがなく、日常業務を行っていれば、ISOで必要な記録が作成され、PDCAシステムも回っているという

 状態です。これがISOの本質であり、理想形です。

d)プロセスアプローチ及びリスクに基づく考え方の利用を促進する。

 4.4で説明しました「このシステムはプロセスアプローチの考え方で作成してください」ということを

 トップ自ら促進してください。ということです。

j)その他の関連する管理層がその責任の領域においてリーダーシップを実証するよう、管理層の役割を支援する。

 管理層がリーダーシップを発揮できるように、管理層を支援してください。ということです。

トップマネジメントに対する要求事項は、前の規格より増えました。

「トップマネジメントが、その会社を決める」とよく言われます。

トップマネジメントはISOの本質を実行してください。と要求されています。
posted by Mr.ISO at 21:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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